大正ロマン
今週金曜日から、千葉県東金市の八鶴亭において、
「よみがえる大正ロマン」として竹久夢二の木版画展を開催します。
竹下夢二は、数多くの美人画を残しており、その抒情的な作品は「夢二式美人」と呼ばれ、
大正ロマンを代表する画家です。また、児童雑誌や詩文の挿絵も描き文筆の分野でも、
詩、歌謡、童話など創作していて、なかでも、詩『宵待草』には曲が付けられて大衆歌として
全国的な愛唱曲となりました。また、多くの書籍の装朝幀、広告宣伝物、日用雑貨のほか、
浴衣などのデザインも手がけており、日本の近代グラフィック・デザインの草分けのひとりともいえます。
是非、八鶴亭で大正ロマン香る夢二の作品を楽しんでください。
鎌形
DATE: 2012. 4. 17.