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「及び」、「並びに」

 

法律では、「及び」、「並びに」で此処の名詞を並列的にならべて連結することが良くありますが、「あれ?」と感じたことはありませんか?

例えば、山と川は、「山及び川」と及びを使いますが、山と川と海になったらどうでしょう?

①「山及び川、海」でしょうか? ②「山、川及び海」でしょうか?

正解は②です。いくつもの名詞を連ねるときは、一番最後の名詞の前に「及び」を使いそれ以前の名詞の接続には「、」を使います。

それでは、「並びに」はどう使うのでしょう。

それは、「、」と「及び」で作られたまとまりを、小さなまとまりとすると、その小さなまとまりを結び付けるのが「並びに」なのです。

 

 山、川及び海

   並びに

 土、水及び塩    という感じです。

 

これらは、すべてを並列的に並べるので比較的簡単ですが、「又は」、「若しくは」など選択する場合に使われる言葉は、読み方をしっかり押さえないと○を×に間違えてしまうこともあります。特に法律は、多くの名詞をつなげたり選択したりすることを盛り込んでいるので注意が必要です。

 

鎌形 

DATE: 2012. 3. 23.

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