ビールかけの納税効果
先日ソフトバンクのパ・リーグ優勝が決まり、恒例のビールかけを、選手、監督それに孫オーナーを始め球団関係者の方々が行っているのをニュースで見ました。3,000本が20分ほどで泡と消えたとのことですが、仕事柄、この場合の経済効果ならず納税効果というものが気になり、試算してみました。
なお、下記試算は、ビールかけに直接関するもののみです。実際は、ビール会社等関連企業の法人税、会場費等に係る消費税や人件費に係る所得税等が生じると思います。
1.酒税
①消費量
633ml×3,000本=1,899,000m→1,899?
②税額
ビールに課される酒税は、1?あたり220円ですので、
1,899?×220円=417,780円となります。
2.消費税(ビールの消費に対するもののみ)
仮に350円と仮定すると、ビールの購入価額(税込)は、
350円×3,000本=1,050,000円となりますので、
税額は、
1,050,000円×5/105=50,000円となります。
3.合計
417,780円+50,000円=467,780円
以上のように、ビールに課される税金は、改めて高いと実感した次第であります。
是非、有効に活用してもらいたいものです。
隈部
DATE: 2011. 10. 4.